【マイケル・J・フォックス(Michael J. Fox) 映画俳優】
1961年6月9日生まれ、カナダ・エドモントン出身。1985年25歳の時に映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」主演によって、人気映画俳優となる。1991年、30歳でパーキンソン病と宣告されるが、その後7年間世間に公表せず、仕事を続けながら闘病に苦しむ。1998年にパーキンソン病に罹っていることを公表し、世間を驚愕させた。彼の演技に対する評価は高く、テレビ界のグラミー賞と言われるエミー賞、ゴールデングローブ賞などに多くノミネート・受賞している。また、「ラッキーマン」原書のオーディオテープ(本の内容を朗読したテープ)は、2003年グラミー賞に現在ノミネートされている。「マイケル・J・フォックス基金(URL、http://www.MichaelJFox.org)」を設立し、パーキンソン病の研究を奨励している。様々な活動を通し、パーキンソン病を疾患している多くの人のための治療研究開発費を調達することを積極的に行っている。
映画代表作:
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」(1985)、「摩天楼はばら色に」(1987)、「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2(1989)」、「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3」(1990)、「奇跡の旅」(1998)、「スチュワート・リトル」(1999、声優としての出演) など多数
テレビドラマ:
「ファミリータイズ〜ファミリーはばら色に〜」(1982〜1989、米国)、「スピンシティ」(1996〜2000、米国)など
【パーキンソン病について】
パーキンソン病とは、運動系の神経が侵され、手足が震えたり、筋肉がこわばるなどの症状が現れる難病である。原因がわからず治療法も確立されていない。病名は1817年に医療学会に報告したイギリスの医師James
Parkinsonジェームス・パーキンソン氏につけられた。中高年での発病が多いといわれるが、10、20才代から発病する若年性タイプのものもある。発病率は人口10万人あたり約100人といわれており日本では現在12万人ぐらいの患者がいると推定されている。国の『特定疾患治療研究事業』の対象となる46疾患の一つで、重症患者の治療費は公費負担となる。(参考資料:全国パーキンソン病友の会「パーキンソン病について」説明より)
(ソフトバンク パブリッシング HPより引用)
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