ブリトニー・スピアーズ

イノセント美容術

２００２年４月に初来日コンサートを行う世界のアイドル、ブリトニー・スピアーズ。
グラマラスな肉体を露出気味のセクシー衣装とは裏腹に、本人の談によると結婚するまでバージンを守り通すとか……。
別れたと噂の男性アイドルの彼（イン・シンクのジャスティン）は生殺し状態に耐えられなくなったのでしょうか。
ただでさえアイドルは多数の人の念や生き霊や精子霊を一身に背負って淫乱になってしまいがちなので、ブリトニーが貞操を守る努力も想像を絶するものがあることでしょう。
しかしテニスプレイヤーも処女のうちが実力を充分発揮できるといわれているように、彼女の類まれな歌唱力と健康美の秘密は禁欲にあるのかもしれません。
例えばブリトニーの胸の発育ぶりに豊胸手術説がささやかれていますが、あれは貞操の副産物の天然乳であると私は確信しています。
ペッティング文化の盛んな米国てのこと、彼に最後まで許さない代わり胸だけ揉ませ続けた結果あんなにボリューミーになったのでしょう。
他にも禁欲美容術として、一線を超えないことで相手を骨抜きにして精気を吸い取ったり、内側からの煮えたぎる性欲と闘ってカロリーを燃焼しダイエットｅｔｃ………、ストイック効果は様々なところに現れています。
もしかしたら純潔と公言することで以前からアプローチしていたウィリアム王子とのシンデレラストーリーの実現もあるかもしれません。
それが無理だとしても、トップアイドルの彼女なら初夜前／初夜後のイメージチェンジで荒稼ぎが可能です。
今までリリースしたアルバムを全て録音しなおして非処女バージョンとして再版するのです。
喪失後の声質の変化を聴き比べたいというファンは多いことでしょう。
また、ブリトニーがコンサートで口パクが多いのは踊りながら歌えないからという説がありますが、初体験したら動きながら自然に声が出る呼吸法が身に付くかもしれません。
日本のアイドルにもこのプライバシーを廃棄した潔さを見習ってもらいたいです。

（本文Ｐ.　８〜10　より引用）