この本の特徴
この本では、野菜、穀物、
きのこ、山菜、果物、香草など
100種以上を紹介しています。
効能が気になる、品種を調べたい、
下ごしらえの方法がわからない、
簡単な調理方法を知りたい、
といったときに
気軽に開いてみてください。
分類・表記
野菜の分類法はいろいろあります
ノが、この本では「実を食べる」「葉
を食べる」というように、おもに食
用とする部位別にしました。また、
野菜ではありませんが、日常的によ
く食される、海藻やきのこ類、お茶
などをまとめた項目も作りました。
そして野菜の名称は、単一のもの
ばかりではなく、たとえば「にがう
り」を「ゴーヤ」と呼ぶ人もいれば、
「れいし」と呼ぶ人もいるでしょう。
このように野菜の「商品名」にはバ
ラつきがあります。その根拠となる
ものはさまざま。品種名、地方俗称、
商品用名称、俗称などがあり、品種
名と商品名が一致しない場合もあり
ます。そこでこの本では、野菜の名
称は「独立行政法人農畜産業振興
機構…」の表記を基準にしました。
各野菜で大きく扱っている写真
は、その野菜でいちばん多く流通し
ている品種で、そのほかの品種や同
じ系統の野菜などは、まとめて「品
種群」として紹介しています。
近年、市場に多く出回っているも
のを集めましたが、品種改良がさか
んな野菜は、つねに入れ替えがあり
地方品種や伝統野菜も徐々に増えて
きています。野菜市場にも流行があ
ることを、ご承知おきください。
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