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※キン・シオタニ サイン本 (クリス・モズデルのサインはございません)
※ 栞プレゼント! 2種類の栞を各1枚づつお付け致します。
クリス・モズデル(詩) / キン・シオタニ(訳) 発行:新評論 I S B N 9 7 8 - 4 - 7 9 4 8 - 0 9 8 6 - 5 定価 1800円+税
◆クリス・モズデルは、YMOをはじめ坂本龍一、シーナ&ザ・ロケッツなど、日本の重要な音楽シーンに多くの詞を提供してきたイギリスの詩人である。彼の作詞でYMOの代表曲である『ビハインド・ザ・マスク』がエリック・クラプトンやマイケル・ジャクソンにカバーされたように、独特の世界観を音楽界に加えてきた。そんな彼に僕は大学時代に出会ったのだが、それ以降ずっと慕い続けている師匠のような存在となっている。言ってみれば、僕に一番影響を与えた人物である。 ◆2013年、京都を愛し続けているクリスは、約一年間その地に滞在して88の詩を書き上げた。その翻訳を頼まれた僕は、単語を調べ、クリスに確認するという作業を一年間ほどかけて繰り返した。平安時代の京都では、ものすごい数の和歌が男女の間でやり取りされていたわけだが、この詩集も同じく男女間のやり取りという形をとっている。 ◆この翻訳をして分ったことは、僕がクリスから一番学んだ「他の視点から見ること」が、見事に彼の詩にも現れていたということです。池の鯉が書を描く、籠に盛られた筍はロケットが国中に発射される、そういったメタファーはまさに彼そのもので、そんな彼が京都や日本についてどういう視点で表現しているかを知りうれしくなりました。 (キン・シオタニ―弊社新刊案内より) |