わたし自身の愛し方　カウンセリングスタイル・幸せ対話ガイド　岡本二美代／著　ＢＯＯＫＳルーエのＮＥＴ通販

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　わたし自身の愛し方　カウンセリングスタイル・幸せ対話ガイド

岡本二美代／著　出版社：アニカ　定価（税込）：1,470円　　
第一刷発行：2009年1月　ISBN：978-4-901964-14-2　　

自分自身への語りかけで　こころの安らぎを

わかってもらえない、心が満たされない
認めてもらえない、自信が持てない…

そんなとき、自分の心とどう向き合えばいいのでしょう。
数多くの女性を救ってきた心理カウンセラーによる発想転換のためのガイド。自分自身への語りかけ方や、日常生活でトライできるちょっとした工夫を対話形式でわかりやすく提案します。

岡本　二美代（おかもと　ふみよ）

東京生まれ。カウンセリングルーム・ウォーム主宰、心理カウンセラー。20歳代はテレビ番組制作に携わり、30歳で広告制作デザイン会社を立ち上げるという、心理カウンセラーとしては異色の経歴を持つ。自身の結婚の失敗経験をきっかけに、本格的に心理学を学び、悩む女性の手助けをするためにデザイン会社をたたみ、2000年にカウンセリングルームを開設。

2004年より、杉並区教育委員会の社会教育事業のひとつである青少年自立支援プログラム「すぎなみしゃべり場」のサポーターとして、また「楽しめるコミュニケーション講座」の講師等として関わっている。現在、女性の悩みを中心に夫婦、不登校などの相談に応じている。

岡本先生のＨＰはこちら。

はじめに
これからは、カウンセリングの時代だと思います。
日々の小さなストレスや、こころに抱えている悩みも、なんとかしなくっちゃと思っているうちにますます深
刻になってくることがあります。ならば、「風邪をひいたら病院に行くのと同じように、自分で解決できない悩み
があったらカウンセリングに行って治すのが当り前」、そんな時代が来たらいいのになあと思います。
相談に来てくれる方たちは、カウンセリングに来るまでの気持を「前々から行きたいと思っていたけれど、な
かなか勇気が持てなかった」、「カウンセリングルームって、どんなところか不安だった」と話してくれています。
そして、カウンセリングを受けた後には、「気持が軽くなり、勇気が出てきた」、「もっと早く来ればよかった」に
変わっているのです。
そんな言葉を耳にするたびに、「こうしてカウンセリングを受けた人はラッキーだけど、行きたくても行けない
人や、カウンセリングの効用を知らない人もいるはず。カウンセリングそのものに偏見がある地域もまだまだあ
るだろうし。そのために、家族の理解や協力が得られない人がいるとも聞いているし」と思うのです。
そんな思いをしながら、相談者から多くの涙を見せてもらっているうちに、自分の役目に気づかされたのが本
書のきっかけです。
そもそも、女性が持つ悩みの数は男性よりも圧倒的に多く、内容も多岐に分かれています。
女性の身体の仕組（ホルモンバランス等）はとてもデリケートですし、なおかつ、日常生活の中での役割は男
性よりはるかに多いのが現実です。役割が多い分、悩みも増えます。けれども、誰かに聞いてもらいたいけれど
身近な人に相談するにはちょっと気が重いなあと感じる悩みも、多いと思います。
そして、「カウンセリングには興味があるけれど、でも受けるにはまだ勇気がないなあ。どんなところかよくわ
からないし……」なんて、思っている読者もいらしゃるでしょう。もし、あなたが重い気持を抱えて日々を過ご
しているようなら、本書で少しでも気持を軽くしたり、もやもやした気持を整理するヒントにしてみてください。
仕事や人間関係、自分自身のことなどの悩みを持った女性たちは、悩みの原因を知ることで苦しさから解放さ
れたり、発想の転換をすることで気持が楽になったりします。その具体的な方法が書いてあります。
実際のカウンセリングでは、悩みの内容や環境、性格などによって進め方を変えています。また本書では、悩
みの解決法をよりわかりやすくするために、ポイントのみを抜き出してカウンセリング形式にしてあります。実
際は、本書のようにテンポよく解決に向かうケースばかりとは限りません。けれども、具体的な方法や気持の捉
え方などは、誰にでも今すぐ取れ入れられるものばかりです。
あなたが実際にカウンセリングルームでカウンセリングを受けているような気持になって読んでいただけると、
また違う楽しみ方ができると思います。

（本文Ｐ. 4～5より引用）

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