2018/10/10 ご来店
かつての住み家であったのであろう、“この家”を彷徨い続ける“わたし”。その理由がわからないままに時は移り、家には次々と新しい住人たちがやってくる。彼らを見守り続ける“わたし”は、ここで、いったい何を、誰を待っているのか―。俳優・東出昌大をイメージして作品を執筆、さらに写真家・市橋織江がその文学世界を撮影した、“新しい純文学”。 芥川賞作家の挑戦作! 俳優・東出昌大を主人公に描いた“新しい純文学”芥川賞作家・柴崎友香の最新作は、俳優・東出昌大を主人公にイメージし創作した異色の小説。さらに、<物語>に合わせ写真家・市橋織江がその世界観を撮り下ろす!
柴崎 友香 (シバサキ トモカ) 1973年、大阪府生まれ。2007年『その街の今は』で芸術選奨文部科学大臣新人賞・織田作之助賞大賞、2010年『寝ても覚めても』で野間文芸新人賞、2014年『春の庭』で芥川龍之介賞を受賞