2022/11/5 ご来店


目をあけてごらん、離陸するから 大崎清夏/著

 
目をあけてごらん、離陸するから 大崎清夏/著

本の要約

出版社名 リトルモア 出版年月 2022年11月 ISBNコード 978-4-89815-567-7 (4-89815-567-7) 税込価格 1,650円 頁数・縦 214P 18cm

会社を辞め、身ひとつで詩を書いて生きることにした。地球のあちこちで、言葉に翻弄されて立ち尽くし、言葉に勇気づけられて歩きだす。中原中也賞受賞の詩人が、小説とエッセイで描く“魂の解放”。

あなたの言葉よ、どうか無事で──。会社を辞め、身ひとつで詩を書いて生きることにした。地球のあちこちで、言葉に翻弄されて立ち尽くし、言葉に勇気づけられて歩き出す。中原中也賞受賞の詩人が、小説とエッセイで描く“魂の解放”。-驚くべき希望の書。頁を開くと、無表情な自分の胸に何かが熱く流れ込んできた。その優しさとめちゃくちゃさに、びっくりして笑ってしまいました。そうか、私も、どこで何をしてもいいのか。── 穂村弘(オビ文より)-一日の終わり、テラス席で深呼吸をして書きはじめる。/映画祭で来日した大スターの、通訳のあの子の涙。/元同僚の本棚に『フラニーとズーイ』を見つけたら。/海外の詩祭に参加し、エネルギッシュな詩人たちに刺激を受ける。/友人のダンサーに「一緒にメコン川を眺めよう」と囁かれ、ラオスのフェスティバルへ。/象形文字の故郷を見てみたくなって広州へ。/ベルリンで恋した古書店で詩の朗読会をしたいと申し出る。/旅先ですっかり山の虜になる……。あちこちで出会いに胸を熱くした瞬間を書く。書くことであたりまえの自分でありつづける。詩的な小説と散文、旅のエッセイを編みこんだ、大崎清夏の親密で、自由で、喚起力ゆたかな言葉と物語に親しむ一冊。心に火を灯す言葉の、詰め合わせギフト。〈初の小説!傑作3篇を収録〉 ~ ~誰かのことばで覆い尽くされた世界は息苦しいけれど、私たちは流転のなかにいるのだから、きっと雲が晴れるようにそこここでことばは欠け、ことばの意味もあちこちで欠けて、風が入ってくるはずだ。その風について正確に書き記すことができたら、もしかしてそれは詩なのかもしれない。(「意味の明晰な欠け方について」より)~ ~

[目次]- 目をあけてごらん、離陸するから・ヘミングウェイたち・シューレースのぐるぐる巻き・フラニー、準備を整えて(小説)・雷鳥と六月(小説)・呼ばれた名前(小説)歌う星より、フィールドワーク・アメリカ大陸を乗り継ぐ・あなたの言葉よ・航海する古書店・音読の魔法にかかる(ウルフのやり方で)・はじめてのフェスティバル・広州の鱈・神様の庭は円い・意味の明晰な欠け方について・おうちへ帰る人・うれしい山ハバナ日記少し長いあとがき かっこいい女に呪われて- - -

 

  

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色紙を描いて頂きました。

(サイン本完売致しました)


目をあけてごらん、離陸するから 大崎清夏 色紙

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